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一貫性がすべてを左右します。

積層造形の原材料に対する第三者の保証は、プロジェクトの成否を分ける重要な要素です。

積層造形 – 材料認証

概要

課題:既存の金属材料に関する規格は、積層造形(Additive Manufacturing)で使用される材料形態に対する要件をまだ十分にカバーしていません。他の材料形態に適用される試験方法や許容範囲をそのまま流用することは、得られる特性が異なるため適切ではありません。そのため、積層造形に適した材料であることを証明するには、慎重に設計された専用の試験計画が必要です。

積層造形においては、一貫性の確保が極めて重要です。その第一歩は、原材料(たとえば金属粉末やワイヤー)の管理と特性評価にあります。化学組成、粒度分布、見かけ密度やタップ密度など、金属粉末の基本的な特性は、適切に試験・管理されなければなりません。これは、サプライヤーから粉末を購入する場合だけでなく、バージン材と再利用材のロット間で生じる可能性のあるばらつきにも対応する必要があります。

また、粉末の保管や取り扱いについても、溶接材料と同様に、認可された手順に基づいて管理する必要があります。これは、汚染や物理的損傷、酸化、さらには発火・爆発といったリスクを防ぐためです。

LRQAとTWIが共同で提供する最新のガイダンスノートをダウンロードいただけます

本資料は、積層造形によって製造された部品が、既存の製造手法や規格に適合し、安全かつ信頼性の高いものであることを証明するための指針を提供します。エンドユーザーや製造者に安心を届けるために、ぜひご活用ください。

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Additive Manufacturing

積層造形材料の認証でお困りですか?

LRQAは、製造業が積層造形(AM)の可能性を最大限に活用できるべきだと考えています。

AM材料の製造者が、自社の材料が関連する材料仕様やベストプラクティスに適合していることを顧客や市場に証明できるよう支援しています。そのために、「積層造形によって製造された金属部品の認証に関するガイダンスノート」 という独自のフレームワークを活用し、AMプロセスの確立をサポートしています。このガイダンスでは、進化し続ける国際規格を踏まえ、既存の製造手法や規格との同等性を証明するための要件を定めています。また、私たちはAMに関する国際規格の策定にも貢献しています。

AMは多くの業界にとって比較的新しい技術であるため、認証にはプロセス、技術、原材料、用途に応じた制約があります。検査要件もこれらの条件に応じて異なります。認証取得に向けたフレームワークについては、ぜひガイダンスノートをご参照ください。具体的なプロジェクトやご質問がある場合は、お気軽にお問い合わせください。LRQAの専門チームが、技術的な側面から貴社をサポートいたします。

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