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【食品安全】LRQA大型冷凍マグロ船生産者団体OPAGACにMSC審査実施

スペインのマグロ漁船団体はキハダマグロ、カツオ、メバチマグロ、3種を対象に、3つの海域(太平洋、インド洋と大西洋)での全漁法の認証取得に望んでいます。

大型冷凍マグロ船生産者団体OPAGAC傘下の同漁船団体は、MSC認証取得を目的としており、LRQA審査員がMSCにより規定された科学的根拠に基づく規格に従いその漁業活動を評価。MSC認証を取得された場合、熱帯マグロの大部分の漁獲量(年間38万トン、世界全体の約8%)がMSC認証を取得することになります。

この先駆的なプロジェクトを着手するにあたり、OPAGACはMSC 3原則から成る審査基準に基づき審査を提供するLRQAを審査機関とされました。MSCの漁業規準は、資源状態が健全であること、生態系への影響が小さいこと、漁業管理のシステムがあることの3つの原則から成り、すべての漁業はこれらを満たさなければなりません。この審査は2016年以降OPAGACがWWFと共に取り組んできた漁業改善プロジェクト(FIP)と呼ばれる取り組みにつながるものです。

「何年にもわたって私たち漁師は、持続可能ではない漁法には未来がないことを明らかにしてきました。今回の取り組みにより、私たちはFIPの目的と、持続可能で責任ある漁業への取り組みに対する責任を果たしたいと思っています。」OPAGACマネージングディレクターJulio Morón氏

MSC基準を満たしているとされた場合、登録証保有者となるOPAGACの関連船舶運航会社は同規格の要求事項を順守することになり、マグロ漁業団体はそのメンバーの認証取得および維持に向けた取り組みを保障する活動を行うことになります。

この知らせは今年開催されたシーフードエキスポグローバルでも発表されました。 「本エキスポでMSCは乱獲阻止をテーマにシーフードフューチャーフォーラムを実施しました。OPAGACは3つの海域での認証取得に向けた取り組みと漁業改善プロジェクトの進展を通じて、世界的なマグロ漁業における変革の加速化に貢献しています。スペインのマグロ漁船団体が持続可能な漁業に向けた国際的な行動において指導的役割を担うことは、スペインのMSC事務所にとって大変喜ばしいことです。」 スペイン・ポルトガルMSCディレクター Rodríguez Zugasti氏

「今回の申請は、OPAGACの持続可能な漁業に対するコミットメントを示す世界最大級のマグロ漁船団体のMSC認証への申請となります。厳格で厳しいMSC認証を取得の実現は、OPAGACにとってはすばらしい功績の1つとなるでしょう。」LRQAフィッシャリーズ マネジャー ポリー・バーンズ

LRQAの水産養殖チームは、世界中で100以上の魚種のMSC審査およびその他の水産認証サービスにおいて優れた実績があり、世界6大陸40カ国で事業を展開し、漁業から小売業者までサプライチェーン全体で活動しています。

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