ISO 45001: 労働安全衛生マネジメントシステム認証

ISO 45001は、規模や業種、地域を問わず、様々な組織に適用され、従業員のウェルビーイングを優先し、健康な労働力を支援し、業績を向上させる安全な職場文化を創造するためのサプライチェーン全体で使用するためのフレームワークを提供します。

ISO 45001は、多くの国で規制要件となりつつあります。組織が職場の安全に対する社内外の取り組みを実証し、従業員や顧客からの評判を強化するのに役立ちます。

ISO 45001認証取得のために組織がとる方法は、多くの場合、事業の規模、成熟度、リスクマネジメントに対する既存のアプローチなどの要因に左右されます。しかし、ISO 45001の認証を取得するための標準的なプロセスには、3つの主要なステップが含まれます。

ステージ1審査 - 文書のレビューと計画: 審査員は、マネジメントシステムの設計と文書化をレビューします。ほとんどの場合、これはリモートで実施されます。

ステージ2審査 - 実施状況の評価: 審査員は、ISO 45001の要求事項に沿って、既存の品質マネジメントシステム（QMS）の運用と有効性を評価します。不適合がなければ、認証を取得することができます。この段階は、リモートまたはオンサイトで実施することができます。

ISO 45001認証取得を市場にアピール - 国際的に認められたベストプラクティスと継続的な改善への取り組みを証明し、新規ビジネスの獲得と利害関係者の要求の実現に貢献します。

品質（ISO 9001)、環境（ISO 14001）など、複数のマネジメントシステムを使用している場合、統合された審査と定期審査プログラムを提供し、二重の審査を避け、時間とコストを削減することが可能になります。

LRQAのサービスは、リモート審査とオンサイト審査を組み合わせることで、優れた洞察力と専門知識を提供します。 安全なリモート技術を使用することで、お客様の審査スケジュールを迅速かつ柔軟に維持し、出張に伴う二酸化炭素排出量を削減するとともに、危険な現場や到達しにくい場所で働く人々の労働安全衛生リスクを最小限に抑えることができます。審査結果は、オンサイト審査と一貫しているため、審査と認定認証の整合性は全く同等に保たれます。

認証取得の費用は、組織の規模や複雑さ、既存のマネジメントシステムの成熟度によって異なります。お見積もりをご希望の方は、下記の問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

箇条0から3: 序文、適用範囲、引用規格、用語及び定義

箇条4: 組織の状況

箇条5: リーダーシップ

箇条6: 計画

箇条7: 支援

箇条8: 運用

箇条9: パフォーマンス評価

箇条10: 改善

2021年に発行されたISO 45003は、職場における心理的な健康、安全及びウェルビーイングを扱う初めての国際規格であり、種類、規模、分野を問わず、組織に対する推奨事項（要求事項ではない）を示すガイダンス規格です。ISO 45003は、独立したガイダンス文書として使用することができます。また、組織が労働者の心理的健康と安全を管理するためのISO 45001の要求事項を満たすためのガイドとしても使用することができます。