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主任審査員・主任講師:内山田 裕介

入社前の経緯や、入社後の経験や主任審査員までの道のり、社内の雰囲気等を詳しく語っています。

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垣根のない組織で先輩からの学びを通じて主任審査員へ

 LRQAリミテッドの食品安全チームで主任審査員・主任講師として、主に食費安全マネジメントシステムISO 22000やFSSC 22000の審査を担当している、内山田 裕介。

スポーツメーカーの販促担当としてプロ球団の担当、自動車製造メーカーでの生産管理を経験後、水産加工メーカーに転職。自社工場及びOEM工場の品質保証、品質管理の責任者としてFSSC 22000の審査担当の経験を通じて審査員の仕事に興味を持ち、2018年にLRQA入社に至る。

今回は入社前の経緯や、入社後の経験や主任審査員までの道のり、社内の雰囲気等を詳しく語ってもらった。

「この人と仕事がしたい」と直感的に思い興味のあった審査業界への道へ進むことを決断

LRQAに入社される前はどのようなことをされていましたか?

水産加工メーカーで品質保証、品質管理をメインに審査監査対応の他、製造委託工場、委託倉庫の管理を担当していました。その前職がスポーツメーカーで販売促進営業を担当していましたが、食品業界は全くの異業種でしたので、毎日のように行政や取引先の品質管理担当者に電話を掛けて品質保証、品質管理の勉強をしていました。

LRQAに入社された動機と、入社時の年齢を教えてください

2018年入社で当時38歳でした。LRQAに入社を決めた最大の理由は人との繋がり、いわゆる”ご縁”だったと思います。

福岡でLRQA主催の教育研修に参加し、そこで食品を担当されている営業の方と名刺を交換いたしました。その営業の方と数年後にお話をする機会があり、その時にLRQAへの入社のお誘いを受けて現在に至ります。

元々審査員業界には興味はあったので、とてもありがたい話であった一方、未知の世界であったため、当時は相当不安に感じていました。

その後、食品安全チームの責任者の方と福岡で話をする機会を頂き、緊張しながら一言、二言会話を交わした際に「この人と一緒に仕事をしたら楽しいだろうな」という思いがあり、またお互いスポーツマンだったという繋がりが入社を決断した大きな要因です。

自身の専門分野ではないトレーニング経験を経て 審査で必要とされる幅広い専門性を身に着ける

審査員になるまでに、どのようなステップを踏まれましたか

審査員になる前に最初に取り組んだことは、ISO 9001の主任審査員5日間研修を受講したことです。その教育研修で合格を頂いた後、QMSの審査員になる為に先輩審査員に同行し、OJTを積んでいきました。このトレーニングにはLRQAならではの大きな特徴があり、自身の専門分野ではない業種でのトレーニングで経験を積んでいきます。お客様の仕事への理解や過去の審査報告書の閲覧し傾向などを自分なりに分析する等、事前にやらなければ多い事も多岐にわたりますが、全てが新鮮でとてもいい勉強になります。


そのトレーニングを10回程実施し、スーパーバイザーの審査員から評価を貰えて初めて審査員として活躍できる状態になります。ここまでは入社から概ね半年前後です。その後、ある時期に主任審査員になるための同様のトレーニングが開始されるので、それもクリアして初めて主任審査員として一人前になるという流れです。

現在はどのような仕事をされていますか?

現在は食品安全チームの審査員として食品安全の規格であるFSSC 22000やISO 22000をメインにISO 9001、第二者監査を担当しています。最初は”審査員=審査をする”というイメージでしたが、各審査員の資格維持のためのトレーニングやさまざまなサポート業務も担当しています。また業務の効率化や改善活動の提案も多く実施しています。どの組織でも同じだと思いますが、社内やチーム内には課題があり、取り組まなければならないことは無限にあると思っていますが、その為のコミュニケーションは常に胸襟を開いて先輩や他の部門の同僚とコミュニケーションを図っています。

LRQAはコミュニケーションを重視している会社ですが、特に食品安全チームは毎月一度の定期ミーティングを必須としており、そのミーティングには弊社の代表やプランニングチームのマネージャーや担当者、営業担当者にも参加していただいています。毎回喧々諤々議論をしており、常に改善に向けたコミュニケーションをしています。このようなミーティングも大事な仕事の一つと考えています。

 

トップマネジメントとの距離が近く 他部門との垣根もないフラットな職場環境

LRQAで働いて良かったことを教えてください

一つ目は上位層との垣根が全くないということ、二つ目は他分野の審査員からの情報の交換がスムーズと言う点です。垣根がないというと大げさかもしれませんが、仕事をしていく中で、改善提案や相談したいことがあればすぐに会社のトップマネジメントと話せる環境です。話すだけではなく、良い内容であればすぐに採用して頂けるし、相談についても膝を突き合わせて話せる環境はLRQAの魅力の一つだと思います。

二つ目の他分野の審査員からの情報の交換がスムーズという点ですが、LRQAは異業種からなる集団ですが、他部門との垣根もないため、苦手分野の話を相談すると、すぐに教えて頂ける点は大きな利点だと思います。

入社して6年目で44歳というのは当社では最若手の部類に入りますが、働き易い環境であることはこの会社に入社し良かったと思える点の一つです。

会社としても定期的に従業員の声を拾えるように従業員向けのアンケートを実施していただいておりますので、常に働き易い環境作りをしていただいている印象です。

多数の先輩審査員が暖かくサポート クライアントの食品安全をしっかりと支援できる審査員へ

マネジメントシステム認証の審査員を目指す方へメッセージをお願いします

私は食品安全の審査員ですが、今でこそ“製品の事故や回収を起こさせない”という強い気持ちで審査に臨んでいますが、最初からそう思えた訳でもありませんし、一人で出来た訳でもありません。

LRQAには頼りになる頼もしい先輩が沢山在籍していますので沢山のコミュニケーションを取って現在に至っています。入社後のサポートは色んなメンバーが最大限していくので、安心して飛び込んでください!

Uchiyamada