FSSC 22000 バージョン7が正式に公表され、FSSC 22000 認証を取得している組織に対して、新しい要求事項への対応が求められることになります。
5月27日(水)無料ウェビナー:FSSC 22000 バージョン7(改訂版)の概要と特徴
LRQA は、5月27日(水)に FSSC 財団 日本代理人の出田 宏 氏を講師としてお招きし、2026年5月に正式発行される改訂版 FSSC 22000 バージョン7 の概要と特徴を分かりやすく解説する無料ウェビナーを開催します。
FSSC財団による直接解説
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バージョン7では、これまでの事前発表で示されていた改訂内容が反映され、食品安全マネジメントシステムの強化と、業界を取り巻く課題への対応が重視されています。
今回の改訂は、これまでのFSSC 22000の枠組みを土台としながら、食品安全マネジメントの主要な領域において、分かりやすさ、一貫性、有効性を高めるためのポイントを絞った見直しが行われています。
また、GFSIの最新要求事項との整合、ISO 22002-x 前提条件プログラム(PRP)シリーズの取り込み、SDGs(国連の持続可能な開発目標)への対応、フードチェーンにおけるサブカテゴリー構成の見直しなど、今回の改訂に至った複数の背景が反映されています。
そのため、基本的な考え方はこれまでと大きく変わらない一方で、認証を取得している組織として理解し、対応すべき重要な変更点が含まれています。
バージョン7の主な変更点
バージョン7全体を通じた主なポイントは以下のとおりです。
- 食品安全および品質に関する文化をこれまで以上に重視し、実務の中でどのように示すべきかについて、期待される内容が明確化されています
- リスクに基づく考え方が強化され、特に食品偽装やサプライヤー管理といった分野での対応が重視されています
- 環境モニタリングおよびアレルゲン管理に関する要求事項が、より具体的に示されています
- 設備管理に関して、求められる運用や管理の考え方が整理されています。
これらの変更は、単に仕組みが整備されているかどうかではなく、実際に機能しており、業務や組織全体に定着していることを示す必要性が高まっていることを反映しています。
認証を取得している組織が今行うべきこと
バージョン7の公表を受け、組織は現行のマネジメントシステムを新しい要求事項と照らし合わせて確認する必要があります。
FSSC財団は、認証を取得している組織に対して12か月の移行期間を設けることを示しており、現在バージョン6で認証を受けている組織は、2027年5月までにバージョン7へ移行することが求められます。
多くの場合、対応の第一歩は、体系的なギャップ分析を行い、見直しが必要な点を明確にすることです。その後、必要な変更の実施、関連文書の更新、関係者が改訂内容を理解できるようにする取り組みが重要になります。
すでにFSSC 22000認証を取得している組織は、バージョン7を新規対応としてではなく、既存の仕組みを更新するものとして捉え、改訂されたパート2の追加要求事項と現行システムを比較することから着手することが望まれます。
LRQAによる支援
LRQAの食品安全分野の専門家は、長年にわたる業界経験を活かし、FSSC 22000 バージョン7への対応を支援しています。バージョン6からの移行を検討している組織から、これから認証取得を目指す組織まで、実務を踏まえた支援を通じて、重要なポイントに集中できるようサポートします。
バージョン7への対応に向けて
バージョン7の公表は、FSSC 22000にとって自然な流れの中での改訂です。基本となる考え方を改めて強化すると同時に、現在の事業環境において組織が直面している現実的な課題にも対応しています。
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