この度LRQAでは、英国認定機関UKASのCEOであるMatt Gantley氏をお招きし、「複雑性が増す時代における認証機関の役割」をテーマに、国際的な認証制度の潮流に加え、ISO規格の改訂動向およびサステナビリティ関連規制への実務対応を取り上げる特別セミナーを10月29日(水)に開催いたします。
本セミナーは、会場型イベントとしてコンファレンススクエア エムプラス(東京都千代田区丸の内2丁目5−2 三菱ビル 10F 会場:グランド)にて実施いたします。
認証機関の役割が問われる時代に
企業活動において、信頼性・透明性・サステナビリティの確保は、経営の根幹を支える重要な要素です。国際的な規制強化、サプライチェーンの複雑化、ESG情報の開示義務化など、企業を取り巻く環境は急速に変化しており、ISO担当者やサステナビリティ推進部門にとって、対応は喫緊の課題となっています。
こうした中、認定された第三者認証機関は、企業が信頼性のある情報を発信し、利害関係者との信頼関係を構築するための重要なパートナーとして、その役割を拡大しています。
国際的な認証制度の潮流とUKASの取り組み
本セミナーでは、UKASのCEOであるMatt Gantley氏をお招きし、「複雑性が増す時代における認証機関の重要な役割」をテーマにご講演いただきます。認定と認証の違い、国際的な制度整合性の維持に向けたUKASの取り組み、そして企業が認定された認証機関を選ぶことの意義について、制度的・実務的な観点からご紹介いただきます。
ISO規格改訂版・サステナビリティ規制の最新動向と実務対応
加えて、LRQAリミテッド サービスデリバリー部マネージャーの武田吏司より、ISO 9001およびISO 14001に関する最新動向をご紹介します。両規格は現在改訂作業が進められており、2026年の改訂版発行が予定されています。企業にとっては、変更点への理解と対応が求められる重要なタイミングとなっており、講演では改訂の方向性や実務への影響、対応のポイントについて、現場視点から具体的に解説します。
さらに、LRQAの主任検証員 由岐中一順より、SSBJによる日本初のサステナビリティ開示基準の公表、CSRD(企業サステナビリティ報告指令)、GXリーグの排出量取引制度など、国内外の制度動向を踏まえた対応策について解説します。ESG情報の信頼性確保に向けた体制構築や社内の仕組みづくりに役立つ具体的な視点をお届けします。
専門家から直接話が聞ける貴重な機会です。
無料でご参加いただけます。是非ご登録ください。
※複数名で受講の場合は、必ず一名ずつ、お申し込みフォームより登録をお願いします。
【日時】
10月29日(水) 14:00~16:30
【会場】
コンファレンススクエア エムプラス
(東京都千代田区丸の内2丁目5−2 三菱ビル 10F 会場:グランド)
※本セミナーの会場は10階となっております。6月開催時とは階数が異なりますので、ご来場の際はお間違いのないようご注意ください。
【講演者について】
Matt Gantley氏
(UKAS CEO)
Matt Gantley氏は、英国の国家認定機関UKASのCEOとして、国際的な認証・認定制度の信頼性向上に取り組んでいる。TIC(試験・検査・認証)分野で25年以上の経験を持ち、NQAのマネージングディレクターや複数の認証関連企業で国際事業の戦略を主導してきた。環境・ビジネス戦略にも精通し、マンチェスター・ビジネススクールではMBA講師を務めたほか、業界団体や認証関連機関での役職も歴任している。
武田 吏司
(LRQAリミテッド サービスデリバリー部 マネージャー)
由岐中 一順
(LRQA サステナビリティチーム マネージャー・主任検証人)