
FSSC 22000リモート審査データシート
安全性の管理
FSSC 22000リモート審査データシート
リスクが急速に変化する現在の世界では、より機敏で即応性の高い保証ソリューションが必要です。FSSC 財団は、重大な事象によりサイトへのアクセスができない場合、全面的なリモート審査手法を提供方法として認めていることを確認しています。
これは、全面的なリモート審査によって、組織が食品安全基準を継続して満たすことが可能になり、サイトへのアクセスが制限される場合に起こり得る影響が緩和されることを意味します(GFSI では全面的なリモート審査は認定されていません)。
更新審査、事前告知のある定期審査、移行審査、重大な不適合を除いた不適合に対するフォローアップ活動を予定している FSSC 22000 認証取得組織は、この恩恵を受けることができます。
なぜFSSC 22000リモート審査が重要なのか
リモート審査を通じて、食品安全基準を満たし続けることができ、現場訪問が制限される際のリスクを軽減できます。
これは、認証の期限切れによる風評リスクを回避し、顧客に対する信頼と保証の継続提供につながります。
食品安全リスクの管理
食品安全リスクの管理は、組織が国際的な食品業界の要求事項を継続的に満たし、認証を維持するために重要です。
FSSC 22000 審査をリモートで実行する選択肢があることで、認証の期限切れにより生じ得る風評リスクを軽減し、クライアントは顧客に対し、サプライヤーとしての保証と信頼を継続して提供します。
さらなる柔軟性を提供
リモート審査は、オンサイトでの審査が不可能な場合に、より多くの選択肢を提供します。これは、GFSI ベンチマークの選択肢を現在利用できない場合に認証を可能にし、同様の優れた技術的知識を LRQA の食品審査員から得ることを意味します。
LRQA は、情報通信技術(ICT)を使用して、クライアントの食品安全マネジメントシステム(FSMS)の全面的な審査を完了することが可能です。
クライアントの認証が承認され、FSSC のサイトに御社の名前が引き続き掲載されます。
考慮すべきいくつかの原則
FSSC 22000 規格の審査をリモートで実施することで、従来の審査方法が不可能な状況であっても、御社が食品安全に継続的に取り組んでいることを示します。
ただし、審査を完全にリモートで実行できるかどうかを判断するうえで、いくつかの原則があります。
- リモートで審査する予定のサイトは、以前に認証を受けたサイトである必要があります。
- FSSC 22000 の全面的なリモートを選択された場合、GFSI では非認定となります。また、重大な事象の発生に伴って、サイトに訪問が出来ない場合のみリモートの利用が可能です。
- 認証機関は、リモートで審査を実施する根拠を確保するために、リスクと実現可能性の評価を行う必要があります。
- 完全なリモート審査を完了するためには、拠点が解放され、稼働中であり、製造が行われていなければなりません。
- 審査を実施する認証機関は、IAF MD4 の要求事項に従う必要があります。
FSSC 22000 リモート監査オプション
審査をリモートで実施することには、多くの利点があります。安心かつ安全であり、コストを節約し、たどり着くのが危険あるいは困難なロケーションへの移動リスクを軽減することができます。
以下に示すプロセスを用いて、リモート審査が御社に適しているかどうかを検討することができます。
※詳細なフローチャートおよび審査オプションの比較表は、PDFをご覧ください。
FSSC 22000 に準拠する機会の創出
FSSC 22000 認証を維持することは、既存の基準に基づいて食品安全責任を管理するためのフレームワークを提供するだけでなく、FSMS が安全な食品を提供できることを顧客やサプライチェーンに示します。
競合他社との差別化を図ることが可能になります。
LRQA を選ぶ理由
LRQA は業界をリードするデジタル保証プロバイダーを目指しており、結果を損なうことなく、柔軟性が高まり、中断が軽減されます。
審査員は LRQA と FSSC によって厳密に監視されており、審査基準が厳格に維持されています。