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サステナビリティ基準の新たな指針SSBJ基準の解説および日本企業への影響

サステナビリティセミナー(動画配信)

2025年6月4日の会場型セミナーでは、ESG専門家であり、2025年3月までSSBJ(Sustainability Standards Board of Japan)委員を務められた菊池 勝也氏をお招きし、日本初のサステナビリティ開示基準「SSBJ基準」について、策定の背景、企業への影響、今後の展望などを幅広くご解説いただきました。

当日は多くの企業関係者の皆様にご参加いただきましたが、遠方で来場が難しかった方や、改めて内容を振り返りたいというご要望も多数寄せられました。こうした声にお応えし、2025年10月14日(火)にライブウェビナー形式で再度開催いたします。

 

SSBJ基準の公表と日本企業への影響

2025年3月5日、SSBJは日本初のサステナビリティ開示基準を正式に公表しました。この基準の発表は、日本企業にとって重要な転機となり、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する情報の開示を強化し、企業の持続可能な成長を支援することを目的としています。これにより、企業は財務情報と並行して、ESG要素を含む非財務情報の開示を求められることになります。

SSBJ基準には、「サステナビリティ開示基準の適用」、「一般開示基準」、「気候関連開示基準」が含まれています。これらは企業がサステナビリティ情報を開示する際の指針であり、国際的な比較可能性を確保するために設計されています。

日本企業にとって、SSBJ基準の導入は透明性と信頼性の向上、規制対応とリスク管理の強化、そして持続可能な成長への貢献を意味します。企業はESGリスクの管理やGHG排出量の削減目標を設定し、サステナビリティ情報を財務情報と統合する必要があります。各企業は2027年3月期から段階的にSSBJ基準に基づく開示を義務付けられるため、早急な体制構築が求められます。

 

SSBJ基準の最新動向:日本企業への影響と対応策

今回のセミナーでは、菊池様よりSSBJ基準の策定プロセスや今後の展望についてご解説いただきます。特に、SSBJ基準の背景や目的、企業が直面する可能性のある課題、今後の計画や目標、期待される効果、そして日本企業がこの新しい基準にどのように対応すべきかについて、具体的な事例を交えながらご解説いただく予定です。

併せて、サステナビリティ関連の情報開示に関して、顧客や投資家の期待に応えるためにLRQAがどのような支援ができるのか、LRQAのサービスの紹介を交えながら具体的な対応策について概説します。

 

専門家から直接話が聞ける貴重な機会です。
無料でご参加いただけます。是非ご登録ください。

 

※複数名で受講の場合は、必ず一名ずつ、お申し込みフォームより登録をお願いします。

 

【日時】

10月14日(火) 14:00~15:30

 

【講演者について】

菊池 勝也 様

(合同会社 Co-Create Frontier 代表・元SSBJ委員)

1989年に大和証券投資信託委託株式会社に入社し、約20年間株式運用部門でファンドマネージャーを務める。その後、調査部に異動し、金融・医薬品セクターなどを担当。2019年に東京海上アセットマネジメントに入社し、マルチアセットの責任投資部門を担当。内閣府や環境省、経済産業省などの委員会に参加し、企業の環境情報開示や持続可能な成長に関するプロジェクトに貢献。2025年3月までサステナビリティ基準委員会(SSBJ)の委員として活動。

現在は合同会社Co-Create Frontierで企業と投資家の価値共創への貢献を目指して活動し、日本証券アナリスト協会の「サステナビリティ報告研究会」委員も務める。

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