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ISO 22000内部監査員養成

事例紹介:九州産業大学

LRQAは2023年9月13日・14日に、九州産業大学生命科学部食品コースの学生に対してISO 22000内部監査員養成の教育研修を提供しました。

Kyusyu

2023年9月13日に開催されたISO 22000内部監査員養成コースの様子

今回の教育研修は中山教授が主体となって開催に至ったものです。大学の講義内容にマネジメントシステムに関する内容は限られていること、また地元の企業からマネジメントシステムの知識や理解のある学生が求められていたこともあり、将来的な学生の就職支援も考慮して、ISO 22000内部監査員養成コース受講を推進されました。当日は学生だけでなく福岡地域の社会人の方も参加し、計12名で受講されました。

今回の教育研修受講に関して、九州産業大学 中山 素一 教授より、受講に至った経緯、教育研修の感想、また今後についてお話を伺いました。

  • 教育研修を企画するきっかけ、目的に関して

    学生への就職支援活動のため福岡地域の企業と定期的にコミュニケーションをとっています。その際、ある企業の採用担当者の方より、「マネジメントシステムに関しての知識や理解がある大学生は非常に魅力的だ」と意見を伺ったのが最初のきっかけです。学生にマネジメントシステムの知識を習得してもらい、就職活動の際に個人の魅力の一部としてアピールしてもらいたいと考え、今回の研修を企画するに至りました。

  • 教育研修受講以前にあった課題、苦労した点、また工夫した点に関して

    九州産業大学でのはじめてのISOマネジメントシステムに関わる教育研修の開催だったため、大学内での開催の意義についてコンセンサスを得るための説明に工夫が必要でした。また、受講前に学生へHACCP研修の提供、また海外の工場見学も事前に実施し、工場現場の業務が理解できる機会を事前に用意したことで、学生の理解度も進んだと感じています。

  • LRQA教育研修受講後の良かった点に関して

    受講した学生にとって「ISO」や「マネジメントシステム」と言った単語が身近なものになったことで、企業活動の一端が垣間見られたのではと感じています。また多くの学生から、前月に行われた集中講義「HACCP管理者」の理解がより一層深まったという感想があったので、今回の教育研修を通じて相補的な効果があったと思っています。講義では具体的な事例が紹介されており、実体験がない学生にとって疑似体験ができたことで、貴重な経験になり、最後の修了テストを受け、修了証を受けるとことができた事で生徒にとって自信に繋がったと思います。

  • LRQA教育研修の感想

    学生はアルバイト以外に組織に所属した経験が無く、またマニュアルや手順を使った業務を経験したことが無いため、当初はマネジメントシステムという概念や要求事項の理解が学生にどの程度できるかという不安がありました。実際の講義では多種多様な事例を用いて講師にご説明いただいたので、想像よりも理解できたという感想を聞くことができました。

  • 今後のご活用方法

    参加された社会人の方からも、学生と一緒の講義で刺激になったとポジティブな声をいただくことができました。今後は社会人参加者を増加させることの検討や、学生のみで受講することのメリット・デメリットの両面から再度考慮して、また受講を検討したいと考えています。

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