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ISO 9001 認証授与式

認証授与式:阪和ダイサン株式会社

LRQAは阪和ダイサン株式会社様へ、ISO 9001の審査を提供、認証授与式をいたしました。

阪和ダイサン株式会社様は東京都中央区に構え、阪和興業(東証プライム上場)グループを代表する企業として2022年10月設立されました。主に一般鋼材、鉄鋼建材製品販売、加工エンジニアリング事業を行っています。

 

hanwadaisan award ceremony

2023年6月12日(月)に実施した認証授与式での記念写真

阪和ダイサン株式会社 代表取締役社長 松本大吾 様(左)
LRQAリミテッド 日本代表 堀川康(右)

今回の認証取得に関して、阪和ダイサン株式会社 北関東支店 製造部 工務課
竹内広和 様よりお話を伺いました。

  • 今回の認証取得のきっかけ、背景

    弊社は2022年10月に設立されました。商社機能を高める上で調達品のクオリティ向上は非常に重要なテーマであり、弊社の仕組み構築にISO 9001認証取得は必須のテーマでした。また業種によってISO 9001認証取得が取引要件として必須事項であったため、今回の認証取得に動くきっかけとなりました。


  • 認証の構築を進めるにあたって苦労した点、課題、社内の反応

    以前ISO 9001:2008認証取得を経験した事もあり、そのイメージを持ってゴール設定しましたが、現行のISO 9001:2015では文書類がかなり簡素化され、非常に取り組み易い規格という印象を受けました。「マニュアル」というキーワードに社内から戸惑いの声もありましたが、メンバー間で議論を重ね、概ね予定通り認証取得することができました。


  • 認証構築を進めるにあたって工夫した点、成功に導けた要因等

    まず認証取得に向け、大日程計画を策定し、スケジュール管理を意識しました。運営側が主導となって約半年間のメンバーの予定を先取りし優先順位を上げ質と共にスピード感も重視しました。認証登録まで最短期間を設定し、第1段階審査、第2段階審査という2つの山に向け必要な帳票類をしっかり明確化させ、メンバー内で割り振り準備を進めました。

    定期的な打ち合わせの中で、「何を目的として認証取得するのか」「何がどこまで進み、やるべき事は何か」という目的と進捗状況を常に確認して進めました。


  • LRQAの審査の印象と感想、またLRQAを選んでいただいた理由

    LRQA様は親会社の阪和興業の認証機関でもあるため色々相談に乗っていただける安心感があったので、今回のISO 9001認証取得もお願いすることになりました。

    審査中はQ&Aを繰り返すことで、弊社の活動内容が客観的にわかるように審査していただきました。審査員とのお話の中でも業務改善に活かす気付きを頂き、非常に有益な審査でした。


  • ISO 9001認証取得を通じた、今後のご活用方法、抱負、達成したい目標

    今回の認証取得は顧客に安心を感じて頂くための仕組みの一つに過ぎません。是正処置に基づく考え方に従って、不適合原因を除去し再発防止を行い、起こり得る不適合発生を未然に防止することは今後常に意識していきたいと考えております。

    今回の認証取得を通じて、加工先の品質に入り込み、品質向上に向けた一連のフローが構築できました。今後は、組織内外にあるメリットを掘り起こし、効果を生む運用を実現させていければと思います。
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